安心してお子さんを連れて歯医者いくために!
[2024年02月06日]
お子さんを連れて歯医者に行くには?
お子さんがまだ幼い頃の、保護者の方の歯科治療、どうしていますか?
「子どもを連れて、歯医者さんに行きにくい・・・」
「早めに行きたいけれども、我慢してしまっている・・・」
そんな保護者の方も、多いのではないでしょうか。
ここでは、お子さんを連れて歯科医院に行く場合、
どんな歯科医院を選べば良いのか
どんな点に注意するべきなのか
また、お子さんと一緒に通院することのメリットについても、
お話していきましょう。
◯目次
1. どんな歯科医院を選べば良いのか
◆1-1. 子どもに慣れている歯科医院を選ぶ
◆1-2. 通院しやすい歯科医院を選ぶ
2. どんな点に注意するべきなのか
◆2-1. 必ず予約をとってから来院する
◆2-2. 混雑しない時間帯に来院する
◆2-3. 治療中のお子さんの待機場所をあらかじめ聞いておく
◆2-4. 問診表などは、事前に記入しておくとベスト
◆2-5. 不安なことは事前に確認しておく
3. お子さんへの説明の必要性と、一緒に通院することのメリット
4. まとめ
◯1. どんな歯科医院を選べば良いか
子どもを連れての診療を断る歯科医院は、ほとんどないでしょう。
しかし、「子どもにあまり慣れていない医院だったら、迷惑なんじゃないかしら」
「治療に回数がかかる場合、子どもを連れて何度も通えるかしら」
と、不安になりますね。
では、子ども連れで行くにはどのような歯科医院を選べば良いのかをみていきましょう。
◆1-1. 子供に慣れている歯科医院を選ぶ
小児の治療を受け入れている歯科医院であれば、日常的に子どもの出入りがあるので、安心かと思います。
もちろん、お子さんの治療をするわけではありませんので、小児歯科専門医である必要はありません。
一般歯科と小児歯科、どちらも行っている歯科医院を選ぶのが、おすすめです。
また、「小児歯科」と掲げていなくても、
「キッズスペースがある」
「託児サービスがある」
といった歯科医院でも大丈夫。
キッズスペースは、保護者の方と一緒に使用する目的であったり、ひとりで待つことが出来る目的であったり、使い方は医院によって様々ですが、お子さんの受け入れ態勢があるということは間違いないでしょう。
保育士による託児サービスを行っている歯科医院は多くはありませんが、自分の診察中、常にお子さんを見ていて欲しいとお考えの場合は、インターネットで検索してみるのもおすすめです。
◆1-2. 通院しやすい歯科医院を選ぶ
車で通院するのであれば、いつでも駐車場が確保できるか。
公共交通機関を使うのであれば、通院が負担にならない経路が良いですね。
また、ベビーカーにお子さんを乗せて来院するようであれば、階段の有無や、ベビーカーのまま院内に入れるのかどうかなども、事前に調べておくと良いでしょう。
◯2. どんな点に注意するべきなのか
受診する歯科医院が決まったら、次は診察に行く時の注意点をみていきましょう。
◆2-1. 必ず予約をとってから来院する
予約は、必ず取ってから行くようにしましょう。
その際、子どもを連れていくことを前もって伝えておくのがベストです。
どうしても予約外で来院する際も、電話でその旨伝えてから行くことをおすすめします。
◆2-2. 混雑しない時間帯に来院する
当たり前のことですが、最も優先されるのは歯科治療です。
比較的空いている時間帯であれば、手が空いているスタッフが、診療中に待機しているお子さんのことを気にかけてくれる余裕があるかと思います。
しかし、混雑していて診療が立て込んでいる時は、どうしても治療の準備や手伝いを優先せざるをえなくなります。
医院の立地や患者さんの層によっても、混雑する時間帯は異なりますので、予約をとる際に比較的空いている時間帯を聞いてみるのが良いでしょう。
また、待ち時間を少なくするという意味では、朝一番や、午後一番の時間帯に予約を取るというのも1つの方法です。
◆2-3. 治療中のお子さんの待機場所をあらかじめ聞いておく
お子さんの待機場所に関しては、お子さんの年齢や性格によっても、どのような状況が良いのかは異なってきますね。
・ 抱っこしたまま、治療可能か
・ ベビーカーで診療室まで入れるのか(ベビーカーのまま診療室内で待機できるのか)
・ お子さんも一緒に診療室に入って、傍で待っているのか
・ キッズスペースで、一人で待つことができるのか
・ 待合室で大人と同じように待つのか
予約をとる段階で聞いておくことで、状況が把握しやすくなります。
お子さんが治療中にどのように待っているかを、イメージしておきましょう。
そして、待機する場所や状況に合わせて、お子さんのお気に入りの玩具などを持参すると良いでしょう。
本、タブレット、ぬいぐるみやお人形など・・・
出来るだけ1人で遊べるものを選びましょう。
院内にも絵本やおもちゃがあるかと思いますが、気に入ったものが見つからなかった時のために、準備しておくと安心ですね。
◆2-4. 問診表などは、事前に記入しておくとベスト
生活圏内に歯科医院がある場合、初診の際に記入する問診票を事前に貰っておいて、自宅で記入することで、落ち着いて書くことができます。
その際、「授乳の前は、麻酔をしたくない(出来れば授乳の具体的な時間)」、「回数が増えても良いから、一回の診療時間は30分で終わらせて欲しい」など、要望があれば記入しておくと良いですね。
◆2-5. 不安なことは事前に確認しておく
混雑する時間帯や、ベビーカーでどこまで入れるか、おむつを交換するスペースがあるのか(専用のスペースがなくても、オムツ換えシートを持参すれば可能な場合もあります)など。
不安に思うことは、事前に電話などで問い合わせておくようにしましょう。
医院側が全ての要望に応えることは難しくても、事前に対処などを考えておくことで、子ども連れでの歯科治療を受けることに対するストレスが、少しでも軽減するのではないでしょうか。
また、次回の治療にかかる時間の目安などは、次の予約を取る際に確認するのも良いですね。
◯3. お子さんへの説明の必要性と、一緒に通院することのメリット
お子さんは、
「何のために待たされているのかわからない」
「どのくらい待てばよいのかわからない」
といった状況で、不安になったり、不満に思ったりすることが多くなります。
「今日はお母さんの虫歯を退治しにいくよ。お母さんも頑張るから、一緒に行って、応援してくれるかな?」
「今日は少し時間が長くかかるから、頑張って待っていてね。ご本2冊持っていこうか!」
「今日は歯のお掃除をするのよ。スッキリするから楽しみなんだ♪」
など、ご家庭で治療の話をすることは、非常に効果的です。
お話の内容を全て理解できなくても良いのです。
「大人の用事に、自分もお手伝いで行くんだ!」という気持ちになってもらえたら、嬉しいですね。
お子さんを連れて御自身の治療にいらっしゃるのは、大変かと思います。
しかし、メリットもあるのです。
お子さんにとって、歯科医院の雰囲気に自然と慣れることができ、歯医者さんが身近なものとなります。
そして、いずれお子さん自身が健診などで訪れる時は、通い慣れた場所であれば、抵抗感も少なくなるかと思います。
(そのためにも、「歯医者さん行きたくないなー」「注射痛いから嫌だなー」などはお子さんの前では言わないようにしましょう(笑)。)
◯4. まとめ
お子さんを連れて御自身の診療に行く際は、
・ 小児の歯科治療も行っている、キッズスペースがあるなど、お子さんに慣れている歯科医院を選ぶ。
・ お子さんと一緒に通院しやすい立地の歯科医院を選ぶ
・ 混雑しない時間帯に、予約を取って来院する
・ 待ち時間に遊べるような、本やおもちゃなどを持参する
・ 心配な点は事前に問い合わせておく
・ 一緒に通院をすることや、ご家庭で歯科治療の話をすることで、お子さんにとっても歯科が身近に感じられるというメリットもある
子育て中は、子どものことで精いっぱいで、自分のことは後回しになりがちです。
しかし、その間にも、むし歯や歯周病は進行していきます。
一緒に歯科医院に通うことは、お子さんのためにもなります。
お子さんと一緒に、是非歯科医院に通われることをおすすめします。
「気になるところはないけれども、しばらく歯医者さんに行っていないな・・・」
そう思われた時は、お子さんと一緒に検診を受けてみるのも良いでしょう。
MM歯科様では、お子さんと一緒に来院していただいても大丈夫です。
治療のこと、お子さんを連れての診察のこと、
不安なことや、気になることがありましたら、お気軽にお問合せください。