マイナンバーカードが健康保険証に!?!?
[2023年11月16日]
マイナンバーカードによる
健康保険証を巡っては、
医療機関での使用が、
そこまで広がっていないように思います。
今でも紙の保険証に慣れて、
いざマイナンバーカードで
健康保険証の提示がされると、
医療機関の受付で戸惑ってしまうのを
時々見聞きします。
受付での負担を減らすべく、
更に行政側で対策を検討中とのことです。
2023年10月現在の情報をまとめてみました。
是非、参考にして下さい。
目次
◯マイナンバーカードとは
◯マイナカード
◯マイナンバーカードの申請
◆郵送申請
◆オンライン申請
◆証明写真機での申請
◯2023年9月の普及率
◯表面の記載内容
◯裏面の記載内容
◯二要素認証
◯電子証明書
◯証明書交付
◆コンビニ交付
◆オンライン交付
◯マイナポータル
◆証明書のオンライン交付
◆公金受取口座の登録・変更
◆健康保険証としての利用申請
◯マイナ保険証
◯健康保険証としての利用登録
◆マイナポータルからの申込み
◆セブン銀行ATMからの申込み
◆医療機関・薬局からの申込み
◯まとめ
◯マイナンバーカードとは
マイナンバーカードとは、
マイナンバーが記載された
顔写真付きのプラスチック製
のICカードのことです。
マイナンバーとは、
日本に住民票を有する
全ての人に付与された
12桁の番号で、
社会保障、税、災害対策などの
行政手続きに利用されます。
◯マイナカード
マイナカードとは、
マイナンバーカードの略称です。
◯マイナンバーカードの申請
マイナンバーカードの申請方法は、以下の3種類があります。
◆郵送申請
通知カードに
同封されている交付申請書に
必要事項を記入し、
顔写真を貼付して
返信用封筒に入れて送ります。
◆オンライン申請
スマートフォンやパソコンから
交付申請書のQRコードを
読み取って申請ができます。
◆証明写真機での申請
証明写真機で申請できます
(一部、対応していない機種があります)。
申請後、審査を経て概ね1か月ほどでカードを発行し、
お住まいの市区町村に送付されます。
カードを受け取った市区町村では、
交付のための作業が完了してから
交付通知書を順次送付します。
交付通知書が届いたら、
必要書類をご確認のうえ、
市区町村窓口でカードを受け取ります。
◯2023年9月の普及率
2023年9月時点でのマイナンバーカードの
普及率は、約70%となっています。
◯表面の記載内容
マイナンバーカードの表面には、
以下の情報が記載されています。
・氏名
・住所
・生年月日
・性別
・顔写真
・電子証明書の有効期限
・セキュリティコード
・サインパネル領域(券面の情報に修正が生じた場合、その新しい情報を記載)
・臓器提供意思表示欄
これらの情報は、
本人確認書類として利用する際や、
電子証明書を利用する際に必要となります。
また、表面にはマイナンバーカードのシンボルマークである
「マイナちゃん」の頭部も表示されています。
◯裏面の記載内容
マイナンバーカードの裏面には、以下の情報が記載されています。
・マイナンバー(個人番号)
・マイナンバーが記録されたQRコード
・カードの有効期限
・カードの発行日
・カードの発行者(市区町村名)
・カードの発行番号
これらの情報は、個人番号利用事務や関係事務を行う際に必要となります。
◯二要素認証
二要素認証とは、
ユーザーの本人性を確認するために、
2つの異なる種類の要素を組み合わせて
認証する方法のことです。
例えば、
パスワードとワンタイムパスワード、
パスワードと指紋認証などがあります。
マイナンバーカードを利用する際には、
二要素認証が必要となります。
具体的には、
カードリーダーで
マイナンバーカードを読み取り、
暗証番号を入力します。
◯電子証明書
電子証明書とは、
インターネット上で
本人であることを
証明するための
デジタルな証明書のことです。
電子証明書には、
署名用と利用者証明用の
2種類があります。
署名用の電子証明書は、
インターネットで
電子文書を作成・送信する際に、
本人が作成・送信したことを
証明することができます。
例えば、e-Taxやオンライン申請サービスなどで利用できます。
利用者証明用の電子証明書は、
インターネットサイトにログインする際に、
本人であることを証明することができます。
例えば、
マイナポータルやコンビニ交付サービスなど
で利用できます。
◯証明書交付
証明書交付とは、
市区町村が発行する証明書
(住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明書など)を
取得することを意味します。
マイナンバーカードを利用すると、
証明書交付の方法が便利になります。
具体的には、以下のような方法があります。
◆コンビニ交付
全国のコンビニエンスストア等の
マルチコピー機から、
マイナンバーカードを読み取り、
暗証番号を入力することで、
証明書を取得できます。
◆オンライン交付
スマートフォンやパソコンから、
マイナポータルにログインし、
必要な証明書を選択することで、
PDF形式で証明書を取得できます。
これらの方法は、
市区町村窓口に行かなくても、
いつでもどこでも必要な証明書を
取得できるというメリットがあります。
また、証明書の偽造・改ざん防止対策も
施されており、安心して利用できます。
◯マイナポータル
マイナポータルとは、
マイナンバーカードを利用して、
インターネット上で様々な行政サービスを受けることが
できるポータルサイトのことです。
マイナポータルでは、以下のようなサービスが利用できます。
◆証明書のオンライン交付
住民票の写しや印鑑登録証明書などの証明書をPDF形式で取得できます。
◆公金受取口座の登録・変更
年金や税金の還付金などの公金を受け取るための口座を登録・変更できます。
◆健康保険証としての利用申請
マイナンバーカードを健康保険証として利用するための申請ができます。
◯マイナ保険証
マイナ保険証とは、
マイナンバーカードに健康保険証の機能を
持たせたカードのことです。
マイナ保険証を利用すると、
医療機関や薬局での受診や処方が便利になります。
例えば、以下のようなメリットがあります。
・病院や診療所からより適切な診断や処方を受けることができます。
・高額な医療費が発生しても、窓口での支払いや限度額適用認定証の申請が不要になります。
・マイナポータルから医療費控除の申請が簡単にできます。
・保険者が変わっても、新しい健康保険証を待たずに利用できます。
◯健康保険証としての利用登録
マイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、
事前に利用登録が必要です。
利用登録の方法は、以下の3つがあります。
◆マイナポータルからの申込み
スマートフォンやパソコンから、
マイナポータルにログインし、
健康保険証利用の申込みを行うことができます。
◆セブン銀行ATMからの申込み
全国のセブン銀行ATMから、
マイナンバーカードを読み取り、
暗証番号を入力することで、
健康保険証利用の申込みができます。
◆医療機関・薬局からの申込み
マイナンバーカードを健康保険証として
利用できる医療機関や薬局の顔認証付きカードリーダーで、
マイナンバーカードを読み取り、
暗証番号を入力することで、
健康保険証利用の申込みができます。
◯まとめ
マイナンバーカードは、
デジタル社会における便利なツールとなります。
マイナポータルやコンビニ交付サービスなど、
さまざまなサービスを利用することができます。
マイナンバーカードを活用してみましょう。