43歳と自転車(続編13)
[2017年08月29日]
こんにちはMM歯科クリニック院長の山脇です。
健康のために40歳から自転車に乗り始めてはや3年経ちました。今年は1月からしっかりトレーニングして色々な大会に参加してきましたが、とうとう念願だった8月27日に長野県乗鞍岳で行われるヒルクライムレースに参加してきました。
前日8月26日の土曜日は診療を午前中で終わらせてもらい、大会受付を済ますために急ぎで長野県松本に向かいました。お昼過ぎには職場を出られたので、大会の受付会場までは余裕を持って到着出来るかと思っていましたが、高速道路も少し渋滞があり松本ICに着いたのは3時半ごろでした。あとは下道で1時間ほどの道のりなのですが、上高地や乗鞍高原へ向かう下道も大渋滞でとても時間内に受付会場につける状態ではありませんでした・・・
一時間以上遅れてなんとか会場に到着しましたが、私と同じように渋滞に巻き込まれて遅刻した人が多かったみたいでなんとか受付をしてくれました。このために練習してきたのに受付の段階でダメだったらと思い冷や汗かきました。
なんとか受付できたので急いで宿に戻り明日に備えて早く寝ましたが、案の定興奮からなのか寝付けずただベットに寝転んで目をつぶっていたら起きる時間の3時になったのでとっととチェックアウトして会場へ向かいました。
大会規模が大きい割には駐車場が少なそうなので早く会場についておかないと駐車場の確保が難しそうだったので急いでむかいました。途中コンビニでエネルギー補給のためにおにぎり4個とミニあんぱん4個を買ってコーヒーで流し込み食事終了。
なんとか駐車場も確保できたので準備をしてローラーアップを開始しました。
30分ほどアップしてから下山用荷物を預けて準備終了。この時点で6時過ぎぐらいなのですが、私の組のスタート時間が8時過ぎなので2時間待ちぼうけ、チャンピオンクラスの選手のスタートなどを見ながら時間を過ごしました。
朝は標高が高いだけに少し寒いかなと思いましたが、スタート時間辺りではお日様も出て暖かくなってきていました。8時過ぎにスタート位置に並んでレーススタート
コーススペックは全長20.5㎞、標高差1,260m、平均勾配6.1%、ゴール地点の標高は国内舗装道路最高点の2,720m。 このコースは、正に「空に一番近いバイシクルロード」らしいです。
スタートから力みすぎないように心がけてペダリング、そんなにきつくなく感じたので調子が良いのかもと思いながら乗っていました。
スタートから中間地点ぐらいまでは心拍数165泊ぐらいを目安にそれ以上あげすぎないよう気をつけながら乗ってました。中間地点を過ぎて苦しくなければそのまま続けていこうかと思っていました。ちょこちょこ平坦な区間も出てくるのでそこだけ休まずにちゃんとペースを上げて踏みました。
中間地点を過ぎてこのままいけるかと思いましたが、その辺りからのつづら折れ区間が結構きつい坂で心が折られてペースダウンしてしまいました。
標高が森林限界あたりに来て一気に周りの視界が開けた時は、もうタイムよりも絶景をゆっくり見ながらの観光モードになったのか隣を走っていたおじさんとお話しなんかしながら乗ってました。
ゴールを目指す目的がより絶景を高いところから見たいというモチベーションに変わってしまいましたがちゃんとゴールまでは踏ん張って登りました。
苦しかったですが、こんなに素晴らしい絶景を見られたので大満足でゴールしました。
山頂で事前に預けた下山用荷物を受け取り下山用に上だけ長袖ジャージを着て下山しましたが、寒いはずのダウンヒルも晴れていたのでほとんど寒くなく若干暑いぐらいでした。
ダウンヒルを終えて完走証を受け取りかなり早めに帰りました。
こんなことあるもんなんですね。
帰りの高速道路は、夏休み最後の日曜日だったこともあってか渋滞でしたが、頭に焼きついた雄大な乗鞍岳の絶景を思い出して余韻に浸りながら運転していたのでそんなに辛くは感じませんでした。
来年もぜひ参加したいと思う大会でした。