フッ素とシーラントでムシ歯予防

[2013年10月29日]

こんにちはMM歯科クリニック院長の山脇です。

ムシ歯になってしまう前の予防法として、フッ素とシーラントという方法があります。

 

フッ素には大きく3つの働きがあります。

①歯を強くする フッ素が歯に取り込まれ、ムシ歯に強い(溶けにくい)歯を作ります。

②再石灰化を促進する 自然治癒が可能な初期のムシ歯では、治癒を助ける事ができます。

③ムシ歯菌を抑制する フッ素が歯垢(プラーク)に入り、歯を溶かす酸が作られるのをおさえます。

歯科医院ではご家庭で使っているものよりもより高濃度のフッ素を使用します。

歯の生え始めに行うのが効果的です。

3〜6ヶ月ごとに行います。

少し甘酸っぱい薬液ですので、お子様にも無理なく処置出来ます。

 

シーラントとは、歯ブラシが届きにくい奥歯の溝を埋めて、一番ムシ歯になりやすい奥歯を保護するものです。

6歳頃になると、奥に永久歯が生え始めますので、その頃にやってあげるといいでしょう。

当然乳歯の奥歯でも効果はあります。

 

どちらも歯を削る事無く治療出来るので、小さいお子様でも比較的容易に導入出来ます。

歯科治療に慣れるという効果もありますので、是非お試し下さい。



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